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またまたオカズ談義

舌出しねこ
舌出しっぱなしだったので思わず激写。

てなわけでなんだかちょっと久しぶりです。
仕事とかであれこれやっている間に下書きしたりしていたんですが、気が付いたら結構日にちが過ぎていたりして、オロオロ。気が付いたらもう8月だしなあ。最近時間の流れが速すぎ。
いや、のんびりしすぎなのか(笑)




なんかすごい色合いになってしまいましたが、アホの子たちの妄想ってことで(笑)

このあいだ絵茶で一人もそもそしていたら、Sすさんが遊びに来て下さいまして、その時に『オカズにされている先生の事を話し合うサイギポ』、という図の絵を一緒にシコシコしましたですよ。
なのでそれをアップさせてもらおうと思っていたのですが、それと一緒にミニノベルなどくっつけてアップしようとしてちょこちょこやっていたら時間が経ってしまいました(笑)
てなわけで、また屋上でアホな話に花を咲かせているサイギポと、例によって遊びに来たクラウドが餌食(笑)なお話を書きましたので、下に入れときます。
よかったらどぞう~。

Sすさん、エロエロイスコ先生とサイハーじゅうはっさいvをありがとうございました(^^)






        密談の午後

 学校の屋上は、意外に静かで過ごしやすく、立入禁止の決まりがあるわけでもないのにあまり人が訪れることもない。その傾向は陽射しの厳しい真夏になると特に著しく、サイファーとギップルはこの時期特に、貸しきりのような気分を楽しんでいた。

 元は冷たかった缶コーヒーは既にぬるく、サイファーが傾けると缶の表面についた雫がぽたぽたと下に落ちる。熱くなった床の上でそれは、瞬く間に蒸発していった。
 それでも一口飲んで人心地ついたのか、サイファーは口元にからかうような笑みを浮かべながら、言った。
「でもよー、なんか妙な色っぽさがあんだろ、バラライ先生って。ムラムラくる奴ってのも、結構いんじゃね?」
「―――ああ?」
 それを聞いたギップルが、眉をつり上げ素っ頓狂な声を上げる。意外なことというよりそれは、反意をたっぷりと含んでいた。
「んなことねーよっ」
「どうかねぇ。あの、少し厳しそうで生真面目な感じとか、こう……無理矢理どうにかしてやりたいっていう感じがあんじゃねーのかなあ?」
 にやにやと様相を崩しながら喋るサイファーをじろりと睨み付け、ギップルは負けじと揶揄するような作り笑いを浮かべる。
「いやあ、それを言うならスコール先生だってさ。一見大人しそうなのに、怒ったときとかはちょっとキツイ目で睨んだりしてさあ、あの目は色っぽいよなあ」
「ん、ま、そりゃ……」
「あの色っぽさは、“そっち”の気とかなくてもちょっとクラッとくるね。ありゃーきっとオカズにされてるって」
 ギップルは腕を組み、深く頷きながら呟いた。サイファーも一瞬同調して『うんうん』と頷いた後、我に返ったのか目を見開いた。
「オイッ、何言ってんだ。そんなわけねーだろ。ぜってーバラライ先生の方がオカズにされてる率は高いって!」
「いーやっ、スコール先生の方が多いと思うね」
 ふん、と鼻息荒く顔を背けながら言い放つギップルの顔を覗き込むようにして、サイファーは声を荒げた。
「バラライ先生だ!」

 不毛きわまりないことだが、二人はそれぞれが付き合っている恋人の先生が、他の生徒にどちらがより『夜のオカズ』にされているのか、ということを言い争っているのである。
 実質、どちらが多いかというよりも、自分の大好きな先生がそのようないかがわしい妄想のお供にされているのが気に入らず、要はお互いの相手になすりつけているような状態であり、もし先生ら本人達の耳に入りでもしたら殺されてしまうのではないかというほどくだらない問題なのだが、口論に夢中になっている二人はまったく気付いていない。

 しばらくの間そんなどうしようもない口論を続けていた彼らを遮ったのは、控えめだが強い口調で割って入った声だった。

「なにやってんの、あんたら……」

 あ?と口を開けっぱなしにして二人が振り返ると、いつの間にか目の前に生徒が一人立っている。淡い金髪がつんと立っているのが印象的だが、それよりも綺麗な面立ちをいつも少し不機嫌に曇らせているのが目立つ。ただでさえ愛想のある方ではないが、しばらくサイファー達のくだらない会話を聞いていたせいか、その表情はあからさまに呆れていた。
「あ、クラウド」
「あんたら自分の好きな人のことをそんな風に言い合って、楽しいのか」
 非難の目を向けながら、二人の座る手すりの方に歩み寄ってくる。意外に彼はサイファーとギップルに懐いているのか、このところちょくちょく屋上に姿を見せていた。
 頑なな性格のせいか敬語が苦手な彼は、後輩とも思えない口調だが、サイファーたちはあまり気にしていない。ぞんざいな言い方をしながらも彼が思ったより自分たちと過ごす時間を気に入っている事を知っていたし、それに、野良猫を手なずけるようなやりとりが、なぜか楽しかったからである。
 
 ギップルはちらりとサイファーの横顔を睨んだ後、訴えるようにクラウドに言った。
「いや、だってよお、スコール先生やバラライ先生のことをオカズにしてる奴らがいるっていう話を聞いてさ。なんかそういうの腹立つじゃん。先生は俺のなのにさ」
「俺のって……」
 ギップルが小さな子供のように口を尖らせている。呆れて言葉を途切れさせたクラウドに、更に追い打ちをかけるようにサイファーもまくし立てた。
「なあ、お前はどう思う? スコール先生よっかバラライ先生の方がオカズにされてそうじゃねえ?」
「はあっ!?」
 今度こそ言葉を失って、クラウドが茫然としていると、サイファーが同意を求めるように『な?』と追い打ちをかける。
「ちょ、ちょっと、なんでそんなこと俺に聞くんだ……」
「俺達以外の客観的な意見ってーのも聞いてみたいんだよ。でも、誰にでも訊けるってもんじゃねーしさ」
 詰め寄るような勢いで迫るサイファーにたじろいで、クラウドはやや後ろに仰け反った。屋上に人気がないのをいいことにこの二人は常にろくでもない話をしているが、今日はその最たるものだ、と考え、クラウドは絶望的な気持ちになった。
「だからって、俺は……」
 クラウドがしどろもどろになっていると、その様子を比較的落ち着いて眺めていたギップルが、突然てのひらを拳でポンと叩いた後、サイファーを制した。
「あー待て待てサイファー。クラウドに聞いてやるなよ」
「あ? なんでだ?」
 ギップルは、彼の特徴でもある人好きのする笑顔を浮かべ、クラウドを指さした。
「だってさ、こいつは“使われる側”じゃん」
 サイファーと当のクラウドはしばらくの間ポカンとしていたが、やがてギップルの言わんとしていることを理解したサイファーが、ああ!と声を漏らした。
「あそっか、じゃあ“そっち側”の事はわかんねーよな」
「だろー?」
 二人は目を見合わせると、そのまま弾けるようにケラケラと笑いだした。クラウドは会話の内容を即座には理解することが出来ずにぼんやりと二人の楽しげな様子を見つめていたが、やがてその意味を覚ると、白い頬を真っ赤に染めながらゆらりと立ち上がった。
「お……、おまえら……っ!」
「あはは……は……、え?」
 目の前に仁王立ちになっているクラウドの影が自分たちの視界を遮るのを感じて、サイファーとギップルは笑みが貼り付いたままの顔を上げた。
 慌てて宥めようかとも考えたが、既に時遅くクラウドの怒りは沸点を軽く超えているのが、その様相からありありと見て取れた。平素は可愛らしいとも言える面持ちには、似合わない青筋がうっすらと浮き、微かに震える手には、いつのまにか部活で愛用している竹刀が握られている。
 サイファー達はそれに気付くやいなや素早く立ち上がり、ドアへに向かって駆けだした。
「逃げろっ!」
 勿論黙って逃がすつもりなど無いクラウドが素早く身体を翻し、二人の後を追う。
「逃がすか! 超・究・武・神……」

END


つーことで、オカズ談義サイギポと、例によってオモチャにされるクラたんです(笑)
この三人いっつもこのオチになってしまうわけですが、まあ黙って(でもないか)ボコられてあげるのも、サイギポの優しさだったりします(笑)
や、まあ、そもそも余計なことを言わなければいいわけですが。

 
 

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